薄れてく記憶

思い出の数 重ね合う
そんな日もあったと笑い合う

何気ない時間ほど
忘れてしまうけど

「またこの場所で 必ずまたここで」と
例え途切れ途切れの記憶でも
今日という日が共に過ごす瞬間が
紡ぐ僕らを
未来の今を

10年後の僕らを想像して
机を挟んで希望が溢れたね
守れなかった約束も
喧嘩の日もあったよな

特別な時間こそ
覚えているから

「またこの場所で 必ずまたここで」と
儚い望みだと知っているけど
決別の道 再び巡り会う道を
紡ぐ
変わらない僕らのままで

薄れてく記憶 人はそういうものだから
何度もあなたに会いに行くんだ
そして今日を今を未来に持っていくんだ
繋ぎ合わすため

思い出の数 いくつ交わしてきただろう
巡り会うための道標を

「またいつの日か 必ずまたどこかで」
例え目指す場所が違っても
途切れ途切れの記憶を紡いでゆくよ
今を儚い思い出にしよう
名前はないけど確かな約束しよう