Bird

僕はビルの狭間の空を見た
いつも俯いてばっか 気付かなかった
凛と澄み渡る青い世界 僕を見下ろしてた

街の喧騒にただ怯えていた
自由も奪われたこの鳥かごの中
今 僕にとっての自由を求め
ビルの階段を駆け登る

この世界の最上階から
上昇気流を見つけ出して
僕は今 飛び乗った

迷わないように 胸に刻んだ夢への羅針盤
目の前に壁が見えたら
風を呼んでより高く羽ばたくだけ
何も恐れるものはないさ

僕は僕の生まれた意味を探してた
開けたページにはあの日の誓いの言葉
「永遠に輝いている宝石よりも空の一筋の星に」

時計の針を戻して僕は
あの頃の心の鼓動を今 もう一度

見失わないように 瞳に映した心の地図
雨も雷も雲もすり抜けて光を集め 七色の橋を描く
生きていく理由を集めて大きな翼にしよう

喜びも憂いも希望も絶望も引き連れて

迷わないように 胸に刻んだ夢への羅針盤
今 翼を広げ 生きた証をこの世界に刻む
今 あの鳥のように