僕の名前の物語

産声をあげた瞬間 
真っ白な本が一冊置かれてた 表紙には 僕の名前

1ページ目に二人に抱かれる僕
この本を送りたい 成長の証として

見ててね 僕の物語
次のページは真っ白だけど
悔いのない ただいまを言うため
僕はずっと歩み続ける

今の僕の親孝行 大したことは出来ないから
2本だけの花束と 精一杯の笑顔を

今、伝えたい 一番伝えたい言葉
照れくさいけど 聞いてね
 「産んでくれてありがとう」

終わらない僕の物語
この先は希望だけではない
それでもこのペンは置かない 置けない

ありがとう たくさんの愛を
次のページへ進む勇気と力をもらえたよ
だから 僕は行ってきます。