スタートライン

どこからかスタートの合図聞こえて
グラウンド走るユニフォーム姿見ていた
あの瞳はまっすぐ先の未来見てる
ほどけてた 僕の靴の紐は​

今までにいくつもの憧れを捨てて
退屈な日々疲労感の毎日過ごしてる
そこら中に散らばってる夢のきっかけ
本当は気づいているのに

​憧れや願いや願望が
僕のスタートの合図なんだ

スタートライン もう立っているんだ
右足を一歩後ろに引いて Ready?
もう立ち止まれないや すべてはここから
始まってく 僕だけのセパレートレーン

​脱ぎ捨てた走るためのmy スパイク
諦めずに走り続けてる人達見たら
僕の中で何かが光った気がした
あの頃の右足の感覚も

​押入れの奥にしまってある
宝箱を開けて もう一度

リスタートライン 靴紐結び直して
置いてきた忘れ物取りに行くために
二度と立ち止まれないや 心に灯った
この火だけは消せやしないよ

何も持ってない 取り柄とか特にない
こんな僕もあの瞬間に走り始めたんだ
挫折なんて言葉も 諦めって言葉も
振り払って ただ走るだけ

​スタートライン 思い出の片隅に
巡り会う奇跡 この手に掴むために
いつだって誰だって すべてはここから
始められる 描いた未来へのストーリー