強さの理由

何気ない会話の中で
どこかいつもと違う気がした
普段通りにしているつもりの
君の横顔見ていた

どうしたの?って聞いたって
いつものようにはぐらかすんだろうな
知ってるよ
君は強がりなんだから
せめてこんなときぐらいは
1人にさせないように

いつも大丈夫だよ!って
君からの言葉に
支えられてきたから
次は僕がいつものように
くだらないこと話しながら
ずっとそばにいてあげるから

君はきっと強い人だね
弱さ見せないほど強い人
だけど心に閉じ込めた
SOSに気づくくらい
僕らの過ごした時間には
意味があるから

何度も頑張れ!って君からの言葉に
背中を押されてきたから
次は僕がこの手を君の背中にそっと添えながら
どこまでも隣歩いてくから

下向く瞳も
声のトーンでさえも
一言のメッセージでも
気付くけど
いつでも駆けつけられないから
君のそばに心を置いていくよ
1人にしないように

ゆっくりでもいいよ
何も話さなくてもいいけど
強がってばっかいないでよ
本当は優しすぎて
迷惑かけたくないことも
僕はわかってるから

この先は大丈夫だよ!って
君が笑うための
涙を流せる場所になるから
どんな未来が訪れても
僕は君の優しさという
強さの理由になるから